2016/03/26
●物事を成し遂げるには、目標を立てないほうがいい?
物事を成し遂げようとする際に目標は定めないほうがいいのです。
それは何故でしょうか。
目標をたてる代わりに、何をすればいいのでしょうか?
●目標計画を実現させる方法
目標は普通、直線上の一点にあります。
ですが、人生は直線上を進んでいかず、
人間の存在は複雑な多面体であり、千変万化の中に生きています。
なので、将来の1点に目標を定めることは、現実的ではなく不自然だと言えます。
むしろ、目標を立ててしまうと、目標とは関係ない貴重な体験やチャンスを逃してしまいかねないのです。
目標を立てる代わりに、目指す方向性だけを決めておきましょう。
そのほうがプレッシャーのない状態で物事を進めることができます。
方向には上限も下限もないから、目標が達成できなかったときの敗北感もないですからね。
●おおまかな方向性を決めて進む
目標を立てると、急に目標に向かっていない自分に対して罪悪感を覚えます。
目標には、大抵、期限がありますよね。
この期限は、押しつけの一方的なものが多く、必ずしも実際の状況とは一致しません。
目標を決めてしまうと、その人の感情を押さえつけて、精神の輝きは奪われてしまいます。
人生に喜びをもたらす「おおらかさ」と「想像力」という源泉が失われてしまうのです。
目標ではなく『方向』を定めると、予想だにしない、素晴らしい体験に出会うことができます。
こうして一歩一歩が勝利への道筋となるのです。
点数を記録する必要もないので勝敗もなく、常に勝者でいられます。
●自分のやりたいこと、相手の求めていることを知り、バランスを取る
ちなみに『夢をかなえるゾウ』の作者である水野敬也さんは
「偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた」という本を田辺誠一さんと共著で出版していますね。
水野敬也さんが文を担当し、田辺誠一さんがイラストを描いています。
田辺さんとの本も面白いですが、水野さんは他にも面白い本をたくさん出しています。
面白いことを書ける人って頭がいいですよね。
水野敬也さんは慶応出身なので、その辺は折り紙付きです。
私も面白いことが書ければいいのにと常に感じています。
面白いことって、文法とは違って、勉強して身につけるものではないから、なかなか難しいんですよね。
面白い本をたくさん読んで、面白い経験をたくさんして、
徐々に身に付いていくしかないのかなと思っています。
あとは、周りの求めている需要を把握して、周りの人との
コミュニケーションやバランスも大事にしたいです。