2016/03/26
●7つの習慣
成功したい!お金持ちになりたい!と考えているそこのあなた。目先のことに目がくらんでいませんか?今回は意外な落とし穴をご紹介します。
「7つの習慣」とは、スティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた人生を幸福に導く成功哲学書で、コーチングや成功やお金についての考えがぎっしりつまっています。
成功哲学のバイブル的な存在の分厚い本ですが、この本には、成功するための方法だけでなく、わたし達が真の幸福を見つけるための方法も書かれています。今回はそんな博士の著書からその方法を考えてみます。
●スティーブン・R・コヴィー博士の言葉
コヴィー博士は、まず目的を持って始めようと説きます。それは、人生の最後を思い描きながら、あなたがあなた自身をどうしたいのか決めることでもあります。
たとえば、最後の日、わたしならおいしいケーキを大切な人と食べたり、散歩をしたり、音楽を聴きながらゆっくり過ごしたいと願います。最後の日に、有り金全てを叩いて豪遊したり、欲望を全うしたいと願う人って意外と少ないんじゃないでしょうか。
あなたは、もしも明日が最後の日なら何をしたいですか?そして、その最後の日に向かってどんな準備が必要でしょうか?わたしの場合、物もお金も案外少なくて済みそうです。
●既存の価値に左右されない
博士は限りある時間を有効に使おうとも説いています。わたし達は「緊急なこと」や「重要でないこと」に振り回され過ぎています。わたし達にとって一番「重要なこと」を優先するのです。
物もシステムも人も社会も複雑な現代社会、重要ではないことを潔くNo!と断り、シンプルに生きることが、結果的にわたし達の幸福度を上げることにもつながります。
わたし達は、たくさんのカテゴライズされたもの、順位付けされたものの中で生活しています。幼い時から周りの大人の価値観や考え方に影響を受けて生きてきた私たちは、なかなかその価値観から抜け出すことができません。
多くの人は、たくさんお金を稼ぎたいと思っても実際に何に使うのか答えられないでしょうし、偏差値の高い学校に行きたいと思ってもなぜその大学でないといけないのか答えられる人は少ないでしょう。ただなんとなく、既存の価値観に左右されるまま、目標や夢を決めてしまっているからです。
●自分の願望に耳を傾ける
7つの習慣のような自己啓発やコーチングの考え方は、成功やお金のあるなしに左右されずに、わたし達が本当に目指すべき目標を見つける手助けをしてくれます。
あなたがやりたいことを達成するのにもとても有効ですが、まず最初の目標設定を誤ってしまうとビジネスで成功しても、不幸な毎日を過ごす羽目に陥ります。周りの価値観に振り回されず、あなた自身の願いにしっかりと耳を傾けてみて下さい。